シフト制の職場で働いて、気付いたことがある。
ーーーシフト制は自身の消耗の要因に繋がる
ということ。
もちろんシフト制にはメリットがあって、平日に休めるというところ。
土日も休めるときがあって、さらに平日が休める。
平日休みはちょっと贅沢な気分になる。
土日にお休みの会社員は未だに多いため、ショッピングモールもレジャー施設も
どこへ行っても混む。
平日休めると土日とは比べものにならないくらい空いている場所もあって、
その時は「平日休めるっていいな」と思う。
朝から19時まで勤務と11時から20時まで勤務の交代制で働いていて
週休2日あるかないか。
休みの日に予定を入れてしまっていたら翌日は普通に仕事。
予定が重なれば、どこでほっと一息つけばいいのか、
ゆっくり寝て休みたい日や体調の悪い日など、「土日が連休だったらもっと体を休ませられるのではないか」と思った。
また、必ず希望休が通るとは限らないので、身内や友人の結婚式も場合によっては出席できない。
冠婚葬祭に出席できないことが2回あった。
さすがに毎回予定があるわけではないが、美容室など時間がかかるところへ行くには
休日を利用するしかない。
仕事で毎日疲弊した私はだんだんと、休みの日にゆっくり休むことができないことでさらに疲れていた。
友人との約束も、恋人との約束も、休日を削って出かけなければならない。
「オフの日のリフレッシュ」は全て、私の休みを奪う苦痛に変わっていった。
遊びに誘われることが苦痛で仕方なかった。
遠出して買い物へ行くことも消耗の原因になったため、
だんだんとレジャーから無縁になる。休みの日に服を買いにいくことでさえ、たまらなく疲れる。
さらに休日には職場からの電話対応やLINE連絡があった。急な呼び出しでの出勤も度々あった。
「どうか、休日をください。あわよくば連休でゆっくり休みたい。」
毎日そう思いながら出勤。
退職を決める直前は、朝起きた時からすでに疲れてもう動けない。
だけど仕事に行かなくてはならない。毎日葛藤だった。
勤務中も疲労が重なるばかりで本当につらかった。
世間はGW。お盆。お正月。
ただ家でゆっくり過ごしたい。それが叶うのは次いつなんだろう。
疲弊して途方に暮れる毎日。
これも退職を決めたきっかけになった。
人員不足での連勤、呼び出し、帰宅後や休日にひっきりなしにくるLINE連絡。
どれだけ身を削りながら働いても給料は変わらない。
精神的にも身体的にも限界を超えていた。
転職先は絶対にカレンダー通り休めるところがいい。